豊かに生きるための唯一のコツは、時間を資産に変えることだった

わたしは1日10回ほどツイートするTwitterのヘビーユーザー(?)で、毎日Twitter界隈を楽しくぶらぶらしている。すると、最近「資産」についてのツイートを目にすることが多いように感じる。

それは、以下のようなツイートだ。

 

  • 会社員の働き方は、時間を労働に換えて会社から給料もらうだけの「時間の切り売り」だ
  • ブログやYouTubeをやって、資産を作るべき
  • ブログはオワコン、これからはYouTubeで資産を作れ

 

とにかく時間単位の労働よりも資産作り、というわけである。

わたしは会社員として働いているので、気分はよくないけれど、「時間の切り売り」という感覚については間違ってはいないと認めざるを得ない。

働いて働いて、少ない給料をもらい、小さな子供たちに食べさせてはまた仕事に出る毎日。そして、毎日が同じ事の繰り返しのように感じてため息が出ることもあるからだ。

しかし、「ブログやYouTubeなどで、時間を資産に換えるべき」という考え方には、どうしても引っ掛かりを感じてしまう。
 

確かにブログやYouTubeは、うまくいけばお金を稼ぎ続けてくれるかもしれないが、自分がそれを求めているのかどうかと言えば話は別だからだ。

「時間の切り売り」を超えた「時間の資産化」の本当の意味は何なのだろうか。
わたしは以下のように考える。

一部のインフルエンサーの考え方は危うい

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そもそも資産とは何なのだろうか。
辞書的な意味としては、このようになっていた。

個人または法人の所有する金銭・土地・建物などの総称。財産。
引用:コトバンク

資産とは、お金やお金に換わるもののことをいうようだ。
 

一部のインフルエンサーが言うように、「みんなブログやYouTubeなどで、時間を資産に換えるべき」というのは、お金を稼ぐという文脈に限っては間違いない。

しかし、「時間の資産化」の観点で考えると、生きる価値をどこに置くかによって資産の意味合いが違ってくるのだ。

わたしには、彼らの考え方がそれぞれの価値の感じ方とは無関係に「とにかく稼げ」と言っているように聞こえてしまう。
 

彼らの言う「とにかく稼げ」という考え方は危うい気がしてならない。

一部のインフルエンサーの言う「時間の資産化」への違和感の正体

彼らの言う資産とは、端的に言えばお金のことである。ブログ、YouTubeなどは「金のなる木」と言ってもいいだろう。

昔はモノを買うことで、物質的に豊かな生活を手に入れることが「豊かさ」(幸せ)だと考えられていた。
 

そのような時代においては、稼ぐことがそのまま幸せにつながっていたので「みんなブログやYouTubeなどで、時間を資産に換えるべき」というのは、だれが何と言おうと正しかったのかもしれない。

しかし、生まれたときから便利なモノに囲まれて育てられた今の大人世代は、モノがあれば心が豊かになるわけではない。
 

稼ぐことが、必ずしも幸せにはつながらなくなってきているのである。
 

一部のインフルエンサーの言う「時間の資産化」への違和感の正体はこれであった。

お金やモノが幸せを保証しなくなった今、「”金のなる木”としてのブログやYouTubeを資産と呼び、とにかく時間をそれに変換していくべきだ」という考え方には矛盾を感じてしまう。

ブログやYouTubeがどんなに稼いでくれたとしても、だ。
 

自分にとっての幸せとは何か。
これを考えることが「時間の資産化」とは何なのかを解き明かすヒントになるだろう。

幸せとは何か、資産とは何か、「時間の資産化」とは何なのか

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幸せとは人それぞれ違うものだろうが、わたしにとっての幸せはこうだ。

 

  • 好きなとき、好きな場所で、大好きな「書くこと」で仕事をすること
  • 好きなときに自分のペースで休みをとれて、家族で旅行などに出られること
  • わたしの周りの人が幸せになること

 

わたしは1年前に転職したばかりだけれど、今になってようやくこれがわたしの幸せであることに気づいた。
 

そして今では、この将来の幸せ(理想のライフスタイル)を求めて会社での本業をがんばりつつ、専業ライターを目指して挑戦する毎日である。

この毎日の中で、一歩一歩ではあるが将来の幸せに近づいているのを感じている。
ライティング月収の獲得、条件のいい案件受注、ブログ・Twitter運営など、立てた目標を確実にクリアできているし、間違いなく家族みんなの笑顔が増えたからだ。

努力して積み上げたライティングでの実績や成果、一緒に作る温かい家庭は間違いなく将来の幸せにつながる資産であるはずだ。
 

またわたしは今、ゆっくりできる自由な時間も、有り余るほどのお金もいらない。
時間があれば「書くこと」に使いたいし、家族と過ごしたい。
週に1度は家族で外食できて、子供にいい教育を受けさせられるだけのお金があればいい。

わたしは今、この瞬間に幸せを感じているのである。

こうして考えると、今の生活のすべてが将来の幸せに確実につながっていて、これを資産と呼べること。しかも毎日の資産作り自体がすでに幸せそのものになっていることに気づく。
 

このように資産とは、「資産作り」をしようとしなくても自分にとっての将来の幸せを明らかにして、それに向かって毎日挑戦したり、行動したりしていれば自然と積みあがっていくものなのではないだろうか。

また、わたし自身について見つめ直してみると、こうして「書くこと」に向き合えるのは周りの人のおかげという要素が大きい事にも気づく。
 

転職してから1年しかたっていないにもかかわらず、専業ライターを目指すことを応援してくれる妻。

ある意味優柔不断とも思える決定で家族を巻き込んでいるわたしに「パパ、パパ!」と言って笑顔で接してくれる子供たち。そして、わたしを育て32年間付き合ってくれた両親など。

彼らがわたしに積み上げてくれた資産を基に、今わたしは挑戦できているのである。
 

そう、資産とは人にも作ってやることのできるものだったのだ。

資産とは

  • 「資産作り」をしようとしなくても自分にとっての幸せとは何かを明らかにして、それに向かって毎日挑戦したり、行動したりしていれば自然と積みあがっていくもの
  • 人にも作ってやることのできるもの

 

このように考えると、毎日同じことの繰り返しに感じることもあった日々の生活が、急にワクワクするものに変わってこないだろうか。
 

「時間の資産化」について考える。
人は、寿命という限りある時間を過ごしている。
 

つまり、「時間の資産化」とは、まさに命を燃やして資産を作るのと同じことなのである。
今こうしている間にも時間は過ぎていき、命は燃えていく。
毎日同じような事の繰り返しにただただ過ぎ去る時間を過ごすのか、今の幸せを感じながら将来の幸せにつながる資産を作ることに命を燃やすのかはあなた次第であり、わたし次第である。
 

あなたの幸せとは何か?
そして、そのために必要な資産とは何か?
資産作り自体で幸せを感じられるのか?
 

最近流行りの情報に惑わされることなく、一度時間をとって自分と向き合い、命の使い方について考えてみるのがいいのではないだろうか。

まとめ

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Twitter界隈の一部では、会社員の働き方を「時間の切り売り」だとした上で、「みんなブログやYouTubeなどで、時間を資産に換えるべき」という主張がある。

生き方について考える中で、お金こそすべてという価値観が見え隠れしていて危うさを感じる人が多いのではないだろうか。
 

このようなときには、直感を大切にしてほしい。
危うさを感じるのは、資産とは何なのか、「時間の資産化」とは何なのかを理解しないままに情報を受けているからに違いない。

この記事で書いてきたように、「時間の資産化」とは何かについては、あなた自身の中にある幸せとは何かという問いへの答えを見つけて始めて解き明かすことだ。
 

時間を資産にしていくことは間違いなく豊かに生きるために必要な事だけれど、それは必ずしも、「みんなブログやYouTubeなどで、時間を資産に換えるべき」ということではない。

とにかく稼ぐことを第一としたネット上の風潮を無批判に受け入れ、惑わされていけないのである。
 

あなたにとっての幸せを見つけよう。
そのために必要な資産が何かを考えよう。
そして、そのために行動しよう。
 

これが賢い時間の使い方であり、豊かに生きるための唯一のコツだとわたしは思う。

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