こんにちは、めんおうです。
突然ですが、まずは、わたしの脳内のフラッシュバックをご覧ください。
【数日前】

ミートソース、手作りだからね!
本格ミートスパゲティってやつだね!

…でも、ミートソースってこんなに固形って感じだっけ?


・・・一口食べる・・・





このミートソースね、作るのに4時間くらいかかりました。
みじん切りとか、
めちゃめちゃ煮込んだりとか、
普段使わないホールトマト缶詰使ったりとか。(スーパーのどこに置いてあるかわからなかったレベル)
主夫になってから、家事は妻と分担。料理はわたしが担当!
飲食で働いていたこともあって「手際がいい」とか「早くておいしい」とかほめられて、ガチなやつ作ったらみんな喜ぶんじゃないか、と思って作ったんです。
なのに、食べた感想が「うん」とか「まあ」って。。。
報われなさすぎ!
しかも、盛り付け方までYouTubeで勉強したんだからね!
(お皿も回して、トング使って盛り付けました(笑))

ミートソースってこういうもんで、よかったのかな?
「本格的」になればなるほど、味がこれでいいの?ってなるし、少しのズレで味が変わるんだよな…
【数日後】
▲今回のカメラマン 鳥山さん(カメラマンなのにカメラの充電を忘れて到着!)


タダクって何ですか?

タダクは、
- 80カ国、300人以上のホスト
- ホストの自宅で、文化に触れながら
- 言葉の壁もほとんどない
という環境で、学びたい国の料理を、選んだホストの自宅で教えてもらえる料理教室サービス。
言葉の壁が心配という人も、日本語対応可能かどうかが事前にわかるし、ほとんどのホストが日本語OKなので、心配はいりません!(全国33の地域で開催!)
▲タダクのサイトより(ホントに世界中の料理が学べる)

へぇーーー、これはすごい!
イタリア料理ってあります?
ちょっとこの前、家で作って失敗しちゃって。

場所は東京、イタリア料理ならメニューは253種類、
ホストは17人いるみたいです。
イタリア料理だけでも、こんなにあった▼

ぜひ行かせてください!
「本場のイタリアンでリベンジだ!!」
というわけで、タダクの企画に参加することになりました。
タダクで料理&食事を学ぶ
タダクのホスト、LUCA(ルカ)さんのお宅にやってきました。

お待ちしてました、どうぞ入ってください!
今日は、女性の生徒さん二人も来られてますよ!早速始めましょう!


イタリア人のルカさんは、オランダ、アメリカにもいたことのある国際人。イタリア語はもちろん、英語と日本語も堪能で、奥様は日本人とのこと。
日本に来られてからは、主夫をしながら、料理教室やイタリア語教室、イタリア料理店勤務もされているそうで、めちゃハンサムでやさしさ溢れる紳士でした。
今回作るのは
- ひよこ豆とエビのスープ
- パンプキンパイ
- ミックスサラダ
の3種類。

サラダのバジリコ酢も使ったことないし。

今日も朝飯食ってきてません!ひとり身なので!


じゃあ早速始めましょう!
かぼちゃを茹でたら、他の具材と炒めてください。
最初にもらったレシピに沿って、ルカさんや他の参加者さんと協力して作っていく。
キッチンは一つなので、交代でネギを切ったり、フライパンでいためたりしていく。
作り方や料理のポイントがわからないときは、すぐに確認できるので、料理に慣れていなくても気を遣わずに参加できる。


こんなに手の込んだの、毎日作ってるんすか!?


こんなに手の込んだのは作らないなぁ。これを毎日はすごい!

昼や夜に今日作るような料理を食べますね~

▲ルカさん宅の朝食。朝は、袋詰めのクッキーとコーヒー、時々食パンを食べるそう。(イタリアではカフェオレ、食パンは一般的ではないと言ってました)

カプチーノやコーヒーと一緒に出して朝食完成です!

自分じゃ考えられない朝食だな…
普段触れない海外の食文化まで勉強できるのは、本当に貴重な経験でした。
料理はおいしさだけではなくて、雰囲気、お皿、盛り付け、食べながらの会話も含めて「おいしい」になる、と聞いたことがあります。
家庭でイタリア料理を作ったとき、食事しながら「イタリアの朝ごはんはね…」とか「イタリアのチーズはね…」と話せたら、間違いなくドヤるやつです。
パイも完成が見えてきた。


ルカさんて奥様が日本人だと聞いたんですが。

今は妻が会社で働いて、私が主夫をしています~。
妻が会社で働いた方が、家計は安定しますし、私には料理があるし、家事だってできますから。毎日楽しいですよ!
ルカさんは、オランダ在住時に奥様と結婚されたそう。
日本に来てからはルカさんが主夫、奥様が会社員として働かれている。
奥様の「日本で暮らしたい」という希望に沿って帰国、そして、ルカさんは主夫をしながら元々の趣味だった料理を仕事にしている。


日本では専業主夫人口は約16万人。
一方で専業主婦は約700万人。
主夫業はもちろん、料理教室のない日は、別の仕事もしているし、子どもの習い事への送迎もされているというお話を伺った。
「毎日がとても楽しい」と話すルカさんの表情が印象的だった。



▲ひよこ豆のスープ。香ばしいかおりが上品過ぎました。
▲パンプキンパイとミックスサラダ。めちゃうまそう、そして健康にもよさそう!しかも材料費が安い!
まずは、ひよこ豆のスープからいただきます。

ひよこ豆って、小学生のとき好きじゃなかったけど、こんなに上品な味だったのか…
そして、エビも最高にうまい。。ため息出るほどうまい。。

もうこれ食べられただけで、今日は満足です。。。
めんおうさん、パンプキンパイはどうですか?
▲うますぎて、ピントがぼけてます


うますぎて寝ちゃった。

もう言葉にならないっすわ。。

▲他の生徒さんたちも「これはおいしい…」としっかり味わってました。無表情になるレベル。



あとは、本当のイタリア料理を知ってほしかったです。


ルカさんは、「イタリアの本場の味に近いものを伝えたい」と話していた。
日本のイタリア料理は、日本人の口に合いやすいようになっているので、本当の味を知ってほしいと。
それはルカさんご自身が、イタリア料理はもちろん、日本の料理も大好きだから。
それぞれの国の料理の本当の味を知って、大切にすることが、料理に対する尊敬の気持ちだという。
家に帰って、イタリア本場のパンプキンパイを披露
家に帰って速攻、翌日に作った。
材料や分量だけレシピを確認して、あとはレシピを見ずとも作れました!
勢いあまって、ツイートもしました。


ちょっと写真撮っていい?
職場の友達に写真送るわ!w

じゃ、食べよ食べよー
(「顔出ししたら、ガチギレするよ」と言われました)


味も、見た目も、お店で出てきていいレベル…。
作るの大変だった?

いやホント感動したわ。
最後に
主夫・主婦の方から、「毎日献立を考えるのが大変」、「1日3食作るのがきつい」という声をよく耳にする。
確かに料理は時間もかかるし、家事の中では割と大きなウェイトを占める。
でも、料理が楽しめれば、家事としての料理の時間が趣味の時間になる。主夫・主婦は、自由な時間があると思われがちだが、なかなか自分の時間が取れないのが実情。
自分の時間を作るために、家事を「時短」するのはもちろんありだと思う。(我が家でもドラム式洗濯機とか使ってます!)
ただ、「料理(家事)を楽しむ工夫」も取り入れてみてはどうでしょうか。そうすれば、「めんどうな料理の時間」が「楽しい趣味の時間」に変わるからだ。
今回タダクに行って、「本格的な外国の料理を作れる」という自信がついた。
そして、家族に出して喜んでもらえたので、他の料理も勉強してみたくなったし、これまで苦痛だった料理の時間が「料理をおいしく作るぞ」という楽しい時間になったのである。
「料理がめんどう」という人は多い。
だからこそ、料理教室に行ってみる、得意料理を身につけるなど、してみるのはいかがでしょうか。
外国人が教える家庭料理教室「Tadaku」