子どもの誕生は、家族の将来を考える大きなきっかけですよね。
「我が子には、望む進路を歩んでほしい」と思うのが親心。
そのためには、教育費をしっかり備えておく必要があります。
教育費を準備する手段のひとつとして、学資保険を検討する方も多いかと思います。
しかし、自分で調べてもよくわからず迷ってしまった…という経験談もよく耳にします。
今回は、学資保険の仕組みや選び方、代表的な商品やプランをご紹介します。
納得いく学資保険選びにお役立てください!
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学資保険とは?
学資保険とは、主に子どもの学費を貯めることを目的にした保険です。
また、親に万が一のことがあった場合にも、お金の払い込みが免除となり保障がそのまま継続されます。
一般的な生命保険と同じように、保険料を決まった期間支払って、満期などのタイミングでお金を受け取ります。
学資保険の選び方5つのポイント
学資保険を選ぶ時には、4つのポイントがあります。
- 返戻率の高いものを選ぶ
- お金を受け取るタイミングが希望に合うものを選ぶ
- 無理なく保険料を支払えるプランを選ぶ
- 払い込み期間はいつまでか
以下、詳しく解説していきます。
1. 返戻率の高いものを選ぶ
返戻率とは、学資保険の貯蓄性を見る目安になるものです。
支払った保険料の総額に対し、お祝い金や満期保険金等で受け取るお金の総額の割合を%(パーセント)で表したものです。
返戻率が100%を超えているほど、払込保険料の総額が少なくて済むということです。
この返戻率が高い商品やプランに加入することで、効率よく学費を準備できます。
関連記事:【保存版】学資保険の返戻率を初心者へ解説!返戻率を簡単にアップする4つの方法
2. お金を受け取るタイミングが希望に合うものを選ぶ
実際にお金を受け取るタイミングも重要なポイントです。
満期保険金等が支払われるタイミングは保険会社やプランによって異なります。
例えば推薦入試等の場合は、早めにまとまった入学金の準備が必要なこともありますよね。
ご家庭で考えている子どもの進路に適したプランを選びましょう。
3. 無理なく保険料を支払えるプランを選ぶ
学資保険は途中解約すると、支払った保険料より戻るお金が少なくなり、損をすることがほとんどです。
保険料の払い込みが終わる前に支払いがきつくなって、解約することになっては意味がありません。
無理なく支払っていける金額のプランを選びましょう。
4. 払い込み期間はいつまでか
保険会社や商品にもよりますが、保険料の払い込み期間にはいくつか選択肢があります。
払込期間が短いほど、返戻率が高くなるため払込保険料が少なくなりますし、本格的に学費の負担が増える前に支払いを終えることもできます。
それでは、主な払込期間について、解説していきます。
10年払い
加入時から10年間、保険料を分割して支払う方法です。
子どもが0歳で加入した場合、10歳で保険料の支払いが終わります。
本格的に学費がかかる前に、支払いが終えられるメリットがあります。
同じ10年間の払い込みでも商品によっては支払いを、一括払い、年払い、月払い等から選ぶことができます。
ご家庭の都合に合わせて選ぶのが良いでしょう。
15年払い
加入時から15年間、保険料を分割して支払う方法です。
子どもが0歳で加入した場合、15歳で保険料の支払いが終わります。
本格的に学費がかかる高校入学前には、学費がある程度準備できることになります。
支払いは10年払いと同様に、一括払い、年払い、月払い等から選べますので、ご家庭の都合に合わせて選びましょう。
また、短期払いの大きなメリットは返戻率が高くなることですが、万一の時に保険料払込免除特約の恩恵が薄くなる場合があることに留意が必要です。
保険会社は保険料を運用して、お金を増やして満期金等に充てます。
満期までの運用期間が長く取れるほど、運用益を見込めるため、結果として返戻率アップにつながるのです。
【2020年最新】学資保険おすすめランキングBEST5
2020年時点で返戻率が100%を超えている学資保険でおすすめのものを5つ、ランキング形式でご紹介していきます!
各保険会社の商品を当サイトが調査した結果、返戻率の高さと、保証内容の特徴からおすすめ順にランキングにしています。
以下のような条件で調査を致しました。
・こども:0歳
・満期保険金額:200万円(※一部会社例外あり)
・払込期間:10年(月払い)(※一部会社については11年払込)
・学資年金開始年齢:18歳
大学進学に備えたプランで算出しております。
返戻率はあくまでシミュレーション結果の平均値ですので、加入をする際は必ずご自分の契約の返戻率を確認してくださいね。
プランによっては返戻率が100%を下回ることもあるので、しっかりと内容を確認しましょう!
ランキング | 保険会社 | 返戻率 |
---|---|---|
第1位 | 日本生命「ニッセイ学資保険」 | 約107.2% |
第2位 | フコク生命「みらいのつばさ」 | (※1)(※2)約105.5% |
第3位 | 明治安田生命「つみたて学資」 | 約104.7% |
第4位 | ソニー生命「学資保険スクエア」 | 約103.5% |
第5位 | JA共済「こども共済 学資応援隊」 | (※1)(※3)約101.1% |
※1:払込期間を11年で算出
※2:満期保険金額を100万円として算出
※3:JA共済「こども共済 学資応援隊」では11年の払込期間の場合、自動的に学資支給開始年齢は17歳になります。
【第1位】日本生命「ニッセイ学資保険」
ニッセイ学資保険は、満期時に基準保険金額を受け取り、さらに大学在学中の4年間でその基準保険金額の50%を毎年受け取ることができます。
出産前でも加入できる保険です。
子ども祝い金あり・なしのプランのいずれかを選ぶこともでき、祝い金ありのプランでは、小中高入学のタイミングでお祝い金が支払われます。
返戻率が高いのは祝い金なしのプランですが、どちらのプランでも返戻率は100%を上回っています。
ただし、祝い金ありのプランは保険料払込期間が「学資年金開始年齢まで」の場合で、こどもが0~2歳まで、契約者は39歳までの条件で選ぶことができます。
払込期間が5年・10年・学資年金開始まで、といった場合や、こどもが3歳以上、契約者が39歳以上の場合には選べないこともあるのでその点を踏まえて検討していきましょう。
また、育児相談ホットラインが24時間365日無料で利用できるのが特徴です。
子育て中には、心強いサービスなのではないでしょうか。
日本生命「ニッセイ学資保険」:https://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/
【第2位】フコク生命「みらいのつばさ」
フコク生命の学資保険は、満期年齢は22歳のみで、「兄弟割引」があるのが特徴です。
所定の条件を満たせば、満期保険金額10万円につき10円の兄弟割引が受けられます。
満期保険金等の受け取り方によって、ステップ型またはジャンプ型の2つから選べます。
ステップ型は小中高の入学時と大学入学時と細かいタイミングでお金を受け取ります。
さらに、お祝い金をもらえるときに受け取らずに据え置いて必要な時に引き出すことも可能です。
ジャンプ型は大学入学時にまとめてお金を受け取ります。
ステップ型・ジャンプ型ともに出産前でも加入ができます。
(※出産予定日の140日前から加入可能)
フコク生命「みらいのつばさ」:https://www.fukoku-life.co.jp/ad/tsubasa/index.html
【第3位】明治安田生命「つみたて学資」
保険料支払は最長でも15歳で終了できる点が特徴です。
保険金は、18歳から22歳まで4年間受け取ることになりますので、大学在学中の学費に備えたい方に適しているといえます。
子どもの年齢が0~2歳であれば、保険料の払込期間を10歳までとすることもできます。
出産前でも加入できます。
ティーペック社の妊娠育児相談サービスが無料で利用可能です。
明治安田生命「つみたて学資」:https://www.meijiyasuda.co.jp/find2/light/list/tumitategakushi/index.html
【第4位】ソニー生命 「学資保険スクエア」
貯蓄性重視で返戻率の水準が高く、保障内容がシンプルなのが特徴です。
満期保険金等の受け取り方の希望に応じて、Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の3つのプランから選べます。
出産前でも加入ができ、ライフプランナーとの面談で柔軟なプラン設計に対応できます。
資料請求は受け付けていませんが、公式サイト上で商品パンフレットを見ることができます。
(商品パンフレットはこちらから)
相談のみでもライフプランナーとの面談が必要です。
ソニー生命 「学資保険スクエア」:https://www.sonylife.co.jp/gakushi/
【第5位】JA共済「こども共済 学資応援隊」
JA共済ではこども共済が、保険会社の扱う学資保険に相当します。
「学資応援隊」「えがお」「にじ」といくつか商品がありますが、貯蓄性重視の「学資応援隊」が人気です。
こども共済の特徴は、契約年齢の幅広さです。
契約者は75歳まで、子どもは12歳まで加入することができます。
「出生前加入特則」を付加することで、他の保険会社と同様に、出産140日前からの加入が可能です。
ただし、保険会社ではないので、破綻等した場合に生命保険の保護対象にはならないことに注意しましょう。
※JAの組織内でのセーフティネットの仕組みはありますのでご安心ください。
JA共済「こども共済 学資応援隊」:http://kodomo.ja-kyosai.or.jp/lp/lp01CP.html
返戻率が高い学資保険に加入するメリット
最初にお伝えしたように、学資保険を選ぶ時に「返戻率」を目安にするのは1つの方法であり、もっともわかりやすい基準でもあります。
返戻率が高い学資保険を選ぶことのメリットとしては、効率的に学費を準備できることがあげられます。
返戻率の数%の違いは、払込む保険料額に差が出ます。
事前に満期で受け取る金額は同じであっても、返戻率が高ければ高いほど1回の払込保険料が安くなります。
その分払込保険料の総額が少なくて済むので、より少ない保険料を支払って、学費がより効率的に準備できるのです。
同額の満期保険金を受け取るなら、より少ない保険料のほうががうれしいですよね。
保険選びは専門家の意見を聞くのが1番の近道
学資保険の返戻率や選び方ついて、この記事だけでは説明しきれないことがまだまだたくさんあります。
効率的に教育資金を貯めるという学資保険の本来の役割を果たすためには、やはり返戻率が高い商品を選ぶことが重要になりますが、保障を重視するのであれば必ずしも返戻率だけでは判断できないケースもあるでしょう。
まずは専門家へ相談することが、あなたにとって最適なプランをみつける近道です。
無料で相談できるファイナンシャルプランナーもいますので
学資保険選びに迷ったら、一度アドバイスを受けてみるのもおすすめですよ!
相談は保険コネクトがおすすめ
専門家への無料相談や、保険会社の紹介には保険コネクトがおすすめ。
保険コネクトは保険商品を販売しているのではなく、数ある全国の保険販売窓口を比較して紹介しているサイトです。
そのため、しつこい勧誘が禁止されていることが特徴です。
最適な学資保険を探したいけどよくわからない、自分に合っているものがどれだかわからないという方々にぴったりなサイトです。
5年以上の経験豊かな保険のプロが無料相談に乗ってくれますので、安心できます。
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死亡保障 | 医療保障 | がん保障 | 介護保険 |
積立保険 | 一次払系保険 | 学資保険 | 個人年金保険 |
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ただし、保険のプランナーが保険相談や見直し目的ではない、キャンペーン目的であるなどと判断した場合には、キャンペーンへの応募は無効となりますのでご注意ください。
その他詳しいキャンペーンの規定は保険コネクトのキャンペーンサイトをご覧ください。
まとめ
今回は学資保険を検討している方のために、おすすめの学資保険をランキング形式でお伝えしました。
学資保険に加入する場合は、返戻率の高さだけでなく、長期間無理なく継続できてご家庭に合ったプランであることが重要です。
各商品の特徴をしっかり把握したうえで、加入をしましょう。
ファイナンシャルプランナーや保険コネクトのサービスなどプロのアドバイスを上手に活用して、自分にぴったりの学資保険を見つけましょう!
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