学資保険のメリットとデメリットをしっかり解説!おすすめの学資保険TOP3を紹介

教育費の積み立てとして最もオーソドックスな方法といえば、学資保険を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

実際子どもが生まれると学資保険に加入するという人はまだまだたくさんいます。
しかし昨今、さまざまな理由から必ずしも加入しなければならないとは言えない一面も見えてきました。

そこで今回は学資保険のメリット・デメリットに加え、2019年7月時点でのおすすめ学資保険を紹介していきます。

1.学資保険とは

まず最初に、そもそも学資保険とは何かを確認しておきましょう。
学資保険は子どもの将来の教育費を貯める目的で加入する、貯蓄型の保険です。

お金を積み立てていくという点で見ると通常の預貯金と大差は感じられませんが、多くの商品には「死亡保障」が付帯されています。
そのため、途中で親に万が一のことがったとき、その後の保険料の払い込みが免除されつつ、予定通りの給付が受け取れるという仕組みになっています。

2.学資保険に加入するメリット

では実際に学資保険に加入した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。今回は大きく3つに分けて紹介します。

2-1.死亡保障が付いている

まず最初は「死亡保障」が付いている点です。
先述した通り、これは契約者である親が、万が一死亡した場合、その後の保険料払い込みが免除され、かつ予定通りの金額が給付される仕組みです。

商品によっては病気や介護状態といった就業不能でも適用されるものがあり、保障と貯蓄を兼ねているところは、単にお金を積み立てるよりも安心感があると言えます。

2-2.生命保険料控除が受けられる

学資保険は生命保険としての扱いになるので、年末調整や確定申告で税金の控除を受けることができます。

所得税が最大4万円、住民税が最大2.8万円まで受けられるため、学資保険だけでも控除を受けられます。
ただし控除の金額がそのまま受け取れるというわけではなく、課税所得によって戻ってくる金額は異なります。

また別の生命保険に加入していた場合は合算での扱いとなるためあわせて覚えておきましょう。

2-3.定期預金よりも利率が高い

学資保険では、早期に払込が完了するとその分据え置きの期間が長くなるため、返戻率がアップすることがあります。
たとえ満期まで払い込んでいたとしても、定期預金での金利で預けているよりは、少なからず増える可能性があるといえます。

3.学資保険に加入するデメリット

一見するとメリットのほうが多く見える学資保険ですが、見方によってはデメリットもいくつか考えられます。
メリットと一緒に確認しておきましょう。

3-1.元本割れのリスク

学資での元本割れには2パターンがあります。
まずは満期まで払い込んでいたものの元本が割れてしまう場合。

これは本契約以外の特約、つまり死亡保障以外にも医療保障などのプラスアルファを付けていた場合に起こり得る現象です。
オプションの部分にお金を回しているため、結果として本来の貯蓄部分からお金が減っている形になります。

保障は保障できちんと加入している、もしくは備えてお金を用意しているのであれば、学資自体で大きな保障をつけるというよりは貯蓄をメインにしておくほうが良いでしょう。

もう1つは途中解約した場合。
貯蓄型保険は基本的に早期途中解約をするとほとんど元本割れを起こします。

10年、15年と長い期間にわたってしっかりと払い込むという意識付けをしないと、思わぬ事態によって途中解約を引き起こすこともあります。
契約時には無理のない範囲で掛け金を設定しておきましょう。

3-2.金利が固定される

保険では、契約時の予定利率が契約終了まで継続されます。
そのため低金利の現在において、これから将来的に高金利の時代が来たとしても、いま契約した学資はそのままの金利でしか増えていかないということになります。

増やすことが目的で学資に加入を考えているのであれば、必ずしも学資を利用しなくても良いといえるでしょう。
逆に学資を利用してどうしても金額を増やしたいのであれば、先述したように早期に払い込みを完了させておくのがおすすめです。

ただしその分1回の保険料が高くなるため、ある程度まとまった金額を用意しておく必要があります。

3-3.受け取り開始年齢が決まっている

学資保険では受け取り開始の年齢を選択できます。
ただし商品によっては必要になるタイミングで給付ができない場合があるため、必ず確認しておきましょう。

また早期に受け取りを開始するほど据え置き期間が短くなるため、返戻率が低くなることもあります。
給付のパターンには一時金型、ステップ型、年金型といろいろなものがあるので、あわせて確認しておきましょう。

4.学資保険に入るべき人の特徴

次に学資保険に加入するべき人の特徴を考えていきます。
いずれかに当てはまるという人は加入を検討してみても良いでしょう。

4-1.貯金ができない人

学資保険では多くの人が口座振替を選択して支払います。
そして手続きをしない限りはこのお金を引き出すこともできません。

つまり1度学資保険に加入すると、口座にきちんとお金が入っていれば、半ば強制的にお金が貯まっていくということになります。
日々の生活でなかなか貯金ができない人には、先取りという形でお金を積み立てていけるため、活用するメリットがあると言えるのではないでしょうか、

4-2.万が一のときに備えた安心感が欲しい人

低金利の現代においては、増やすという目的よりも安心感を求める人に対して学資はおすすめといえます。
自分や配偶者に万が一のことが起こっても、一定の水準で教育費を捻出しておきたいと考える人には安心感をプラスしてくれるでしょう。

5.学資保険に加入する前に考えるべきことは3つ

冒頭でも紹介してきましたが、学資保険にはさまざまな側面があり、子どもの教育資金イコール学資保険に加入すれば良い、考えるのは誤りだと言えます。
子どもの出生を機に検討している、または迷っている人は、実際に学資保険に加入する前に、まずは次の3つのことについて考えておきましょう。

5-1.いくら教育資金が必要なのか

教育費は家計費目において「聖域」と呼ばれてきました。
1度高い水準で教育費を固定してしまうとその後減らすことが難しく、家計での見直し対象となりにくい点がその所以といわれています。

そのためあらかじめ家庭で用意できる資金と、公立か、私立かといった子どもの進学先をある程度絞って検討しておく必要があります。
もちろん実際に子どもの成長とともにイレギュラーは起こります。

ただ道筋がないまま、闇雲に教育費を高水準にしてしまうと、その後下げることが難しくなり、息切れを起こしかねません。
公立・私立での学習費用の平均値を一覧形式で紹介するので、教育費の水準を決める目安にしてみましょう。

公立私立
幼稚園23万4千円幼稚園48万2千円
小学校32万2千円小学校152万8千円
中学校47万9千円中学校132万7千円
高校45万1千円高校104万円

文部科学省「平成28年度 子供の学習費調査」

国公立大学私立大学
理系文系
入学金80万1千円270万8千円
(入学金+教育費)
250万5千円
(入学金+教育費)
教育費114万8千円

日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」2019.3.20発表

5-2.いつまでにお金が必要になるのか

学資保険には満期があります。

満期は商品によっていろいろなタイプがあり、いつ受け取りたいのか、契約者の必要に応じて選択することができます。
ただし満期時期によって返戻率が差があるので注意が必要です。

実際に販売されている学資保険を例に挙げてみると、22歳満期では返戻率が103.0%になるのに対し、18歳では98.6%と大きな隔たりがあります。

各保険会社のサイトには学資のシミュレーションができるコンテンツが用意されているため、実際に自分が加入したと仮定して、満期と払い込み満了年齢をチェックしながら、シミュレーションしてみましょう。

5-3.いつ学資保険に加入すべきなのか

学資保険には決められたゴールがあるため、個人年金といった商品と同じく加入時期が早いほど保険料が安くなります。
反対に言えば、加入時期が遅くなるほどお金が増えづらくなるともいえます。

また被保険者となる子どもの年齢にも上限があり、検討している間に年齢を過ぎてしまい加入できなくなったということも。
商品によっては妊娠中から加入できるものもあるため、もし加入を考えるのであればなるべく早めに検討しておきましょう。

6.学資保険を選ぶときの3つのポイント

加入する必要があるかどうかをしっかりと見極めたあと、学資保険に入ろうと考えた場合、次に必要になるのは商品選びです。
学資保険を選ぶときは次の3つのポイントに注意する必要があります。

以下の項目を確認して、自分に合ったプランを考えてみましょう。

6-1.保険金を受け取るタイミング

何よりも最も大切な点は、保険金を受け取るタイミングを見ることです。
たとえば18歳満期で契約した場合、子どもの誕生日によっては入試手続きに間に合わないことも考えられます。

先述したように受け取り方にもいろいろなバリエーションがあるため、いつ・どのくらいの給付を受け取りたいか、しっかりとシミュレーションしておきましょう。

6-2.払込方法

保険料は月払い、半年払い、年払い、一括払い、全期前納払いの5パターンがあります。

ただし取り扱う保険会社によって選べる払い方が異なるので、商品と同じように確認しておきましょう。
払込方法によっては、僅かですが保険料の値段を抑えられることもあります。

6-3.返戻率

学資保険を検討するとき、多くの人が気にするポイントとなる返戻率。
実は設計するプランによっていろいろな利率に変化させることができます。

より短期で払い込みが完了すると、まとまった金額で据え置かれるため、返戻率が高くなります。
逆にギリギリまで払い込みが完了しないと、その分少ない金額で運用されるため、返戻率が低くなります。

返戻率によって払い込んだ金額よりも手元に戻ってくる給付金の金額が上下するため、無理のない範囲で高い返戻率になるようシミュレーションしてみましょう。

7.おすすめの学資保険TOP3

学資保険は、生命保険会社だけでなく、郵便局(かんぽ)や共済といったさまざまな機関でも販売されています。

多くの機関でシミュレーションコンテンツを設けているため、申し込む前には必ず確認しておきましょう。
ここではおすすめの学資保険TOP3を紹介します。ぜひチェックしてみてください。

7-1.1位:ソニー生命|学資保険(無配当)

ソニー生命|学資保険(無配当)

払込満了年齢:10歳~20歳まで 満期年齢:17歳・18歳・20歳・22歳のいずれか 加入上限:子ども 0~満8歳まで 契約者 男性63歳 女性71歳(選択プランにより変動あり)
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型の3種類があり、目的が異なる点が特徴。

Ⅰ型は中学から大学までの資金準備、Ⅱ型は大学進学時に備えた準備、Ⅲ型は大学進学後4年間の教育費対策と、親の目的に沿ったプランを選べます。

7-2.2位:明治安田生命|つみたて学資

明治安田生命|つみたて学資

払込満了年齢:15歳 教育資金+満期年齢:18歳・19歳・20歳(いずれも満年齢)+21歳 加入上限:子ども 0~満6歳 契約者 満18歳~45歳
大学資金に備えて、18歳から教育資金の給付がスタートします。

払込満了年齢が最大で15歳なので、必然的に返戻率も高くなるところもポイント。

7-3.3位:フコク生命|みらいのつばさ

フコク生命|みらいのつばさ

払込満了年齢:11歳、14歳、17歳のいずれか 満期年齢:22歳 加入上限:子ども 0~7歳
子どもの成長にあわせて祝金を受け取るS(ステップ)型と、大学入学の資金準備ができるJ(ジャンプ)型の2つから選べます。

兄弟割引があり、2人目以降の保険料が安くなるところもポイント。

まとめ

学資保険に入っていれば安心、という時代ではなくなりましたが、メリットが残されていないわけではありません。

メリット・デメリットを踏まえたうえで、確実の教育費を捻出していくために、選択肢の1つとして貯金に組み込むのも1つの方法でしょう。
あらゆる角度からプランや商品をチェックして、納得のいく学資保険を選んでみてください。

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